img_0052.jpg
クイックトレーダーの板情報
シルバーオックス 8024

大証、東証一部の企業が倒産。株券が紙切れに変わる瞬間ですね

なんか9月1日だけで10数社って多いですね!まあ決算期でもありますからね

明日は我が身ですわ。

【倒産情報】
東・大証1部に上場するシルバーオックス(株)(資本金26億3500万円、大阪市北区堂島浜2-1-9、代表西崎保孝氏、従業員135名)は、9月1日に大阪地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けた。

 申請代理人は若杉洋一弁護士(大阪市北区堂島1-1-5、電話06-6341-0461)ほか6名。破産管財人は石井教文弁護士(大阪市中央区高麗橋4-4-9、電話06-6208-8771)。

 当社は、1948年(昭和23年)8月に内外衣料製品(株)として大阪市内で設立。63年8月に大証2部へ上場を果たした業歴61年を有する老舗の肌着・下着メーカーで、2000年3月に東証・大証1部へ指定替えとなった後、2001年7月に現商号へ変更した。

 「シルバーオックス」の商標で紳士、婦人、子供向け肌着・下着の製造を長年手掛け、全国の有名百貨店や専門店などに販路を構築するなど、同分野では全国的な知名度を獲得。「SILVER OX」「良品生活」「ヒップ自慢」といったオリジナルブランドに加え、海外ブランドとの提携商品も展開する一方、ナイトウエアやユニホーム、アウター類にまで取扱い製品を拡大するなど総合アパレルメーカーの性格を強め、ピーク時の2000年3月期には年売上高約450億9100万円を計上していた。

 90年以降は、韓国や香港、シンガポールなど海外に関連法人を設立するほか、関東に大規模な商品センターを開設するなどの積極展開を続けたが、その後は新興企業の台頭や低価格製品の流入などの影響で、売上高はジリ貧で推移。2008年3月期には年売上高が約171億1600万円にまで落ち込んだほか、関係会社の株式評価損などで4期連続となる約24億円の最終赤字におわり、収益の悪化も続いた。

 この間、関係会社約20社の清算や社有不動産の相次ぐ売却、人員削減や在庫圧縮などの合理化策を進めてきたが、取引先からの信用は徐々に失墜。2009年3月期の業績は年売上高約134億3500万円に対し、約8200万円の当期利益にとどまるなどその後も業況は回復せず、従業員の給与払いにも窮する事態に陥り、7月15日に1回目の不渡りが発生したことを公表していた。

 以降、連結子会社である(株)イン・アウトの売却に加え、物流事業を手がける国内外4社の売却交渉について佐川急便(株)を中核としたSGホールディングス(株)と進めてきたが、これら譲渡代金の取得が手元の資金繰りに間に合わないことから、今回の措置を選択した。

 負債は9月1日現在で約57億円。

 2009年の上場企業の倒産は(株)アプレシオ(名証セントレックス、6月民事再生法)に次いで19社目。

情報提供:帝国データバンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

トラックバックURL

*

最新の記事一覧

ページ上部に