現在値(23:45)(現地時刻:10:45)
9,733.06  前日比 +133.31(+1.39%)

【ニューヨーク時事】
6日午前の米株式市場は、豪中銀による利上げをきっかけに、世界的な景気回復期待が一段と高まり、大幅続伸している。優良株で構成するダウ工業株30種平均の前日終値比上げ幅は、一時120ドル超に拡大。午前10時20分現在は、113.06ドル高の9712.81ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数が33.17ポイント高の2101.32で取引された。
 オーストラリア準備銀行(中央銀行)はこの日、政策金利の0.25%引き上げを決定。主要20カ国・地域(G20)の中で、いち早く金融危機対応から通常モードへ政策運営姿勢の転換を図ったことが世界経済の底打ち期待を後押しし、海外株は軒並み堅調に推移。こうした気運を引き継いで、米国市場も寄り付きから積極的な買いが入った。
 朝方は、主要な経済指標の発表はなかったが、国際ショッピングセンター評議会(ICSC)などがまとめた小売りチェーン店の週間売上高は、気温の冷え込みを追い風に、まずまずの結果。翌7日から、アルミ大手アルコアを皮切りに始まる7~9月期の企業決算の行方についても、楽観的な見方が広がっている。
 個別銘柄では、金塊や原油先物相場の急騰を受け、鉱山、エネルギー関連の上昇が目立つ。シスコシステムズ、インテルなどハイテク株もしっかり。

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