2009年3月期連結決算で監査法人が問題ありとして決算書に
「GC(ゴーイング・コンサーン)」を注記した上場企業が多数存在しているそうです。
GC調査をした東京商工リサーチさんの情報を拝見したのですが
09年3月期決算企業に限っただけで注記企業の総数はなんと83社になるそうですよ。
GC注記の理由の約8割
「継続的な売り上げ減、損失の計上、営業キャッシュフローのマイナス」
他の理由には
「資金繰り難」
「支払い条件の変更・遅延」
「債務超過」
「借り入れ過多」など
金融庁が監査基準を緩和改定したので、ほんまわGCが付くべきなのに
付いていない企業が東証一部でもあるのですね。企業の実態を事細かに
リサーチする能力がまた少ない私には非常に怖い話ですわ。
隠れた企業名で東証一部企業をピックアップしました。
【GCが付くはずだった企業】
○企業名:業種
●アーク:金型製造
●石川製作所:機械
●シルバー精工:機械製造
●日本アジア投資:証券
●日本セラテック:セラミックス
●フタバ産業:自動車部品
●フージャースコーポレーション:不動産
●ロプロ:事業者向け貸金
●NISグループ:事業者向け貸金
知らないと怖い世界ですね!情報って大切だと実感した私です。